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小川町USPファームだより 2021年11月号

発行日:2021年11月5日
制作:US.Peaceファーム & NPO生活工房「つばさ・游」高橋優子

今月号は

をお届け致します。

最近の横田農場さん

10月は、9日に「稲刈り&枝豆収穫」体験会でお邪魔した横田農場さん。 この人気の回は、なんと2年ぶりの開催でした。 少し雨に降られましたが、自分たちで田植えした場所の稲刈りは無事完了しました。 その時はあまり畑を回れなかったので、こちらでレポートします。

また、10月20日から11月7日の期間で、横田農場長男の横田岳さんの写真展がありました。 こちらも、町内外でポスターやチラシをたくさん見かけ、 また新しい層に横田さんの畑の様子や農家の日常風景が届いていたのではないかと思います。 スタッフが実際に会場に行ってきたので、その写真もあわせてシェアします!

取材日は10月29日金曜日のお昼。小さな雲が2つくらいの快晴でした。 風は冷たく、上着がないとちょっと寒かったです。

ご自宅前の販売所には、大根・カブ・水菜・小松菜などが青々して並んでいました。 水菜を見ると鍋がしたくなります。冬ですね。

壁面には、 横田農場の食材も取り入れる人気のごはんやさん「月のうさぎ」さんの蚤の市や、 写真展のポスターが貼られています。 そしてその横にかわいらしい農場紹介も!

まずは大豆畑から。 ここは確か、7月に体験会で種をまいた場所です。 稲刈りの時に奮闘したような草が結構見られます。 これは、初期に土寄せができなかったことが原因だろうということでした。

こちらは土寄せをした畑。確かに草の量は違うみたいですね。 ただ、どちらも今年は同じくらいよく身がついていて、収穫が楽しみです!

この写真の中央、既に葉が落ちているのがご覧いただけるでしょうか? 11月27日は皆さんにも体験会お申し込みのお知らせができそうですね。ぜひ一緒に収穫しましょう。

続いて、先日稲刈りをした田んぼへ。 緑米(1枚目)も、アラキ(2枚目)も綺麗に乾いてきていますね。

まだ穂が成長していなかった黒米も、そろそろ苅りとれそうだということでした。

田んぼの草について、「草取りするしかないかな」と岳さん。 田植えをして、まだ苗が小さいうちは鎖を引きずって草を抜く作業(チェーン除草)、 苗が成長してからは田んぼに入って手や手押しの機械を使って地道に抜く作業 …。

写真のように、稲刈り後の地面には、草の種がたくさん落ちていました。 来年は、夏の草取り体験会が復活か!? 考えたいですね。

さて、11月のお野菜を見ていきます。まずは、大根。

うつぎ大根、紅芯大根、聖護院大根、黒大根が育っていました。

聖護院大根は、京野菜のひとつ。

小川町は、中央を川が流れる盆地であることなどから「武蔵の小京都」と呼ばれていますが、 それだけでなく、古くから作られている野菜の種類や、 お祭り(小川町には祇園祭がありました)をみても京都との共通点が多いです。

里芋もまもなく。こちらは代々受け継がれてきた名もなき「里芋」だそうです。

キャベツ・ブロッコリー・白菜など。

今年はヨトウムシという葉物野菜が大好物な芋虫が多いようで、 苗がまだ小さいうちにだいぶ食べられてしまったのだとおっしゃっていました。 今はもうしっかりした葉が出てきていて、復活しているようです。

葉物です。たくさんの種類がまとまっているのがとても綺麗です。

カブは、天皇カブ・矢島カブ・本紅赤丸カブ・津田カブ。

天皇カブは、通常なら大きく育ててから食べるもの。 しかし、横田農場では、今年、このカブを小かぶとして届ける挑戦をされるのだそう。 小かぶは、小さくて柔らかいうちに食べる品種ですが、その代わりに収穫のタイミングは一瞬。 すぐに硬くなって小かぶではなくなってしまうのが難しいところでした。

それを、大きなカブを小さく出すことで解決できないか、という考え方です。 ちょっと贅沢な気もしてしまいますが、確かに人参や大根は間引きながら食べますし、 なるほどと思いました。

ラディッシュ・小松菜・武州寒菜・山東菜など。

武州寒菜は横田農場で初めて知った品種ですが、癖が少なく、 もりもり食べられるのが嬉しいですね。

続いては、岳さんの写真展の様子を少しお届けします。

風景の写真として見ても十分美しいのですが、 毎日朝から晩まで畑に出ているからこそ切り取れる光や色、人の表情に引き込まれました。

また、種取りの写真や、使い込まれた道具、 地域ならではのお盆の様子などが入っているのも横田さんらしいなと思います。

SNSで見るのも良いですが、こうして大きく紙に刷られて、 写真に囲まれるように展示されると伝わるものが違ってくるので、 ぜひまたどこかで開催される際には皆さんにもお知らせできたらと思います。

会場 ⇒ 玉成舎HP

10/9(土)実施 農業体験会(稲刈り&枝豆収穫)レポート

農業体験会(稲刈り&枝豆収穫)を10/9に実施しました。その時の様子をまとめたレポートをご覧ください。

農業体験会(稲刈り&枝豆収穫)レポート

【シリーズ】霜里農場 金子美登さんと目指す私たちの未来(20)

今年は日本の有機農業50周年という記念すべき年です。

1960年代に各地で起こった公害問題や森永ヒ素ミルク事件、 母乳の農薬汚染問題など環境破壊の影響が食料生産に出てきました。 志ある農家は「人が初めて食べる母乳が農薬で汚染されていては人類の未来はない」という強い危機感を覚えました。

有機農業という言葉は1971年「天地機有り」という論語から一楽照夫さん(JA幹部)が名付け、 日本で有機農業の歴史が始まりました。

また、日本各地のお母さん達は子ども達の健やかな成長を願い、 安全な食べ物を作ってくれる農家さんを探し求めることになり、 日本の有機農業は志有る農家と志有る消費者の提携という市民運動から始まりました。

当時は単に安全な作物を作る・買うという行為だけではなく、 環境保全や循環型社会を目指し、大量生産・消費からの脱却、 消費者と生産者の産直や顔の見える関係などの、 多岐にわたる様々な思想を含め「有機農業」という言葉が使われていました。

金子美登さんは最初からこの市民運動である有機農業に生産者としてに関わり、 霜里農場の歴史はつまり日本の有機農業の歴史なのです。

霜里農場は50年を経てますます実りの秋を輝かせています。

今月の小川町の話題

★【情報1】小川町のイベントあれこれ 〜有機農業運動50周年〜

11月は、小川町のあちこちで記念イベントが開催されます。その中から、小川町の有機農業、霜里農場に関係 のあるイベントをご紹介します。

「タネは誰のもの」

映画上映会と、霜里農場・金子さん、原村監督、山田正彦元農水大臣、 小川町の若手有機農家・横田岳さんのパネルディスカッションです。

日時:
11月13日(土) 13:10〜15:50
場所:
小川町立図書館2F視聴覚ホール会費:無料
定員:
65名

問合せ・申込み ⇒ 090-6165-9651 (生活クラブ小川支部 森田)

自然×有機×ノスタルジ 〜五感で癒されて、小川旅〜

小川町下里地区で、「食事」「景観」「体験」の3つの軸に沿って、 ちょっと贅沢な1日ツアーが開かれます。

「体験」には、霜里農場の見学や農業体験、周辺の散策などが含まれます。

ランチは分校カフェMOZART(小川町下里)、 ディナーは — cucina salve クチーナ サルヴェ(秩父)と、 小川町の有機食材を使用したお食事も楽しめます。

日時:
11月20日(土) 11:30〜19:00
場所:
旧下里分校ほか
会費:
10,000円 (食事代込み)
定員:
20名

問合せ・申込み ⇒ 小川町HP

OGAWA MONTH(『小川町SDGsまち×ひとプロジェクト(6S)』のイベントシリーズ)

市民によって形成される4つの実行委員会が企画したさまざまなイベントを、 11月を集中活動月間として一挙開催していきます。 上記イベントもそのうちのひとつ。

宿泊、職業体験、木工など、さまざまな観点で小川町の魅力を感じられる内容になっていますので、 ご興味のある方はご覧ください。⇒ 小川町HP

他にこんなものも … !

小川町の駅周辺の商都エリアで開かれます。 まちの歴史から、20代の新しい活動までが一同に会すような濃い1日になるのでは?とわくわくします。

★ 第2回 ◯シェ・おがわまち

マルシェとまち歩きを同時に楽しめる1日イベント。 第2回は、フード・クラフトに加え、音楽も!駅徒歩圏内に5つの会場がつくられ、 各所でまちの多様な方々が出店されます。

日時:
11月28日(土) 10:00〜15:00
場所:
小川町内 5つの会場(チラシ参照)

内容・詳細 ⇒ Facebook 第2回◯シェ・おがわまち


(クリックすると拡大します)

★【情報2】小川のあたらしい拠点紹介 薪をくべる

第2回 ◯シェ・おがわまちの日に、「強い女マルシェ」が同時開催されますが、 そこに出店される方の一部が住まれているのが、「薪をくべる」という新しくできたシェアハウス。

「curry & noble強い女」という人気のカレー屋さんがありますが、 そのメンバーや関係者を中心に古い一軒家をリノベーションして、居心地の良い空間が出来上がっています。

シェアハウスの他に、1階部分がシェアキッチンとなっているのも特徴。 住人などが曜日ごとに食事や飲み物を提供して、 日中はお店として一般の人も立ち寄ることができます。

移住、新規出店、人・もの・情報との出会いの場として、注目を集めています。

場所:
小川町小川87-18
営業時間:
火水(早朝カフェ6:00〜9:00)
木金(「む次元パーラー」11:00〜17:00)
土日祝(日替わり店舗 11:00〜17:00)

詳細 ⇒ 薪をくべるHP

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