小川町USPファームだより 2020年3月号
発行日:2020年3月6日
制作:US.Peaceファーム & NPO生活工房「つばさ・游」高橋優子
今月号は
をお届け致します。小川町の春の訪れ
今年は春の訪れが早く、桜の花のつぼみがほころび始めています。 今年は開花が早いかもですね。
<里山の桜 1>
<里山の桜 2>
<福寿草>
おいしいお野菜届け隊 農家さん情報
このコーナーでは、届け隊農家さんの様子をお届けします。
『サンファーム高橋』
サンファーム高橋さんの畑は、冬野菜から、春からの野菜へと転換の時期を迎えていました。 葉物野菜の菜の花はもちろん、枝物のお花も美しく、春の訪れを感じました。 温床には、双葉から本葉が少しで始めたものが数十種類並んでいました。 この時点でも、野菜・花ごとの特徴が現れています。
また、悲しいニュースですが、10日ほど前にニワトリ数羽が何かのケモノによってやられてしまったとのことで、 鶏舎の周りは今でもその時が想像できるほど羽が散らばっていました。 中には、重傷を負ったまま生き延びたものもいましたが、他のニワトリにいじめられることもあるので、隔離して様子を見ているそうです。
<共生している冬野菜。>
ビーツにも花が咲き始めていました。
<凝縮されていそうな葉の厚みのほうれん草>
<温床第二段>
落ち葉は里山保全活動をされている場所から。
<右下はブロッコリー、左はサニーレタス、奥にはお花の苗も>
<カモミールは成長して緑色に>
先月は寒さで赤く色づいていました。
<左側が鶏舎>
気づくのが早かったので全滅は間逃れたそうです。
『横田農場』
横田農場さんでは、2月15日に味噌づくり体験を行いました。そのレポートが当HPにあるので、ぜひご覧ください!
また、延期になってしまいましたが、シェフズテーブルを「オーガニックレストラン&デリ みどりえ」さんにて開催予定です。 2月にはシェフが畑を見学しにいらっしゃいました。
有機農家さんの中でも特に、種取りの方法や品種にこだわっている横田さん。 土作りの仕組みや野菜の種の現状など、細かく説明していただいたり、ヤギやニワトリに癒されたり、大変充実した時間でした。
畑で様々な葉物を味見して、「濃い!」「甘い!」と感動しながら、メニューに使用できそうな野菜も見て回りました。 「野菜を育てる人と食べる人を繋ぐ役割を果たしたい」と、シェフにも畑の空気を感じていただけた様子でした。
開催の日程が決まったら、当HPにてお知らせいたします。
<サラダからし菜がたくさんのビニールハウス>
<左のアゴヒゲレタスは珍しいですね>
<最後に里芋を掘っていますが、持ちきれなくなりました>
<温床で使用した落ち葉が堆肥へと分解される途中。粘菌が這っています>
<ニワトリ小屋にて>
<ヤギさんとご対面>
2/15(土)開催「味噌づくり体験会」レポート
米と大豆つくりの農業体験会の締めくくり「味噌づくり」が今年も無事終了しました。有難うございました。 当日の様子はこちらからご覧いただけます。
今月の小川町の話題
★ 【レポート1】小川町で捕獲された猪の検査について
小川町猟友会の方が1/21に捕獲した猪です。 この後、検査に出されて安全性が確かめられたらジビエ料理として提供されます。
最近、猪、鹿が里に下りてきて畑を荒らす獣害被害が多くなり、猟友会の皆さんが猟をされています。 獣は鉄砲で仕留めた方が血が回らず肉が美味しく食べやすいそうです。
<捕獲された猪>
<捕獲された猪の検査>
★【情報1】5/23(土) Ogawa Organic Fes 2020 開催決定!
- 時:
- 5月23日(土)10:00~16:00
- 所:
- 小川町栃本親水公園とまちなか
USPファーム提携農家さんも出店します。
詳細 ⇒ Ogawa Organic Fes
★【情報2】地元のオーガニック店紹介「玉井屋」のご紹介
玉井屋さんは、小川町の晴雲酒造のお食事処として始まりました。
晴雲酒造さんは小川町の霜里農場の1988年産米を使って「自然酒」という有機のお酒を造り始められ、 農商工連携の草分けともいえる酒蔵です。 そういうオーガニックに対して先見の明をお持ちでしたので、自然と提供するお食事のお野菜は 地元のオーガニック野菜です。
出てくるお冷はお酒を仕込む「宮水」を使用。 酒粕を使った「鮭の晴雲酒粕漬け」や「酒粕ブラマンジェ」は逸品です。 おばんざいはお代わり自由ですので、小川の有機野菜をたっぷり食べる事が出来ます。
是非、小川にいらしたらご賞味下さい。
⇒ 玉井屋
<玉井屋 鮭の晴雲酒漬け>
<玉井屋 おばんざい>
<玉井屋 酒粕ブラマンジェ>