小川町USPファームだより 2019年12月号
発行日:2019年12月9日
制作:US.Peaceファーム & NPO生活工房「つばさ・游」高橋優子
今月号は
をお届け致します。11/30 USPファーム「大豆収穫体験会」レポート
11月30日(土)の「農業体験会・大豆収穫」レポートはこちらからご覧ください。
おいしいお野菜届け隊 農家さん情報
『サンファーム高橋』11月末の畑の様子
サンファーム高橋さんでは、11月末になり葉物野菜が最盛期を迎えていました! 茎がしっかりした小松菜や水菜などなど、色とりどりの葉っぱが隣り合わせになって育っている様子は見ているだけでも幸せです。 台風を乗り越えたブロッコリーも美味しそうになっていました。
お花部門は一旦落ち着いたようですが、 新作『MIXハーブティー(カモミール・ミント・レモンバーム)』が11月のイベントでお披露目されて大変好評です!
畑には、40羽のニワトリが仲間入りし、ブルーベリーの木が見事に紅葉していました。
<ぎっしりブロッコリー>
<小松菜やちんげん菜、カブ類>
<カモミール畑の準備も着々と>
<白菜も立派です!>
『横田農場』11月末の畑の様子
横田農場では、青山在来大豆という小川町の大豆を育てています。 (US.Peace Farmでも、農業体験会で種まきから味噌づくりまでを行っています) 特に一昨年からは町の有機農家チームで、青山在来大豆のお醤油を作るなど、 より多くの消費者が出会えるようになってきました。
そんな大豆が、初夏の長雨や秋の台風を乗り越えて、豊作だそう。確かに、一本からたくさんとれそうです。
お宅の前の無人販売では、カラフルな根菜類が並んでいて、畑でも八頭が収穫を待っていました。
<収穫されて干された大豆>
<美味しそうなカブや葉物>
<麦の準備>
<売れ行き上々の無人販売>
今月の小川町の話題
★情報1 下里紅葉風景
今年は黄色の紅葉が素晴らしいです。 冬野菜は寒さを受けて、ますます甘くなっていきます。 大根、白菜など冬の野菜で鍋など美味しいですね。 私はあやめ蕪をのせた和風しらすピザが大好きです。
<霜里農場の銀杏>
<麦の播種に備えて堆肥が入った畑>
<籾殻燻炭の様子>
<あやめ蕪 — しらすなどの和風ピザに美味しい>
<牛の餌のとうもろこし>
★情報2 有機農業の日 12/8
12/8は有機農業の日でした。
各地で様々なイベントが用意されています。みなさんも「オーガニックの日」という言葉を見かけたら、ぜひ覗いてみてください。
2006年12月8日、「有機農業推進法」が超党派の国会議員提案で制定されました。 それまで、日本政府内には有機農業という言葉がありませんでした。
戦後、農薬や化成肥料が開発され、農業の生産性は格段に進歩しましたが、 食の安全はなおざりになっていました。 そんな中に起きた森永ヒ素ミルク事件を受けて、食の安全性を追求する農家さん達が集まり 1971年、日本有機農業研究会を立上げ、日本の有機農業が始まったのです。
ところが、世の中は高度経済成長期。農産物の増産は国にとって必須なものでした。 作業を軽減してくれる農薬や化成肥料は、一般の農家にとっては福音だったのです。
それから30有余年を経て、農薬や化成肥料の害が認識されるようになって、 初めて“本来あるべき農業”として有機農業が注目され、2006年に法律の制定に至りました。
その後10周年を記念して、2016年12月8日が「有機農業の日」として記念日に指定されました。 未来を見据えた先達農家の皆さんの30有余年の不断の努力と実践の積み重ねがあった事を忘れては いけない日だと私は考えます。
世界は既にオーガニックと環境の方向性で動いています。
★提案 お野菜寿司ケーキ
今年はクリスマスケーキを野菜寿司で飾ってみませんか?
子ども達と一緒に作ると喜ぶこと請け合います!!!
<寿司ケーキ1>
<寿司ケーキ2>