2013年籾ふりレポート
4/27(土)いよいよ今年の米作りが”籾ふり”でスタートしました。 14名が参加してくれました。
参加してくださった方がさっそくブログにアップしてくれました。
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http://foodmileage1.blog.fc2.com/blog-entry-189.html
春の新芽が芽吹き始めた美しい里山の埼玉県小川町下里の三地区会館に集合し、
今年の講師をしてくださる松永さんを囲み、今日の予定を聞いてから、
ちょっと離れたところにある田んぼに移動。
田んぼまでの道のりの美しい景色に、みんな感激!!
淡い緑から濃い緑・・・様々な緑のグラデーションと山藤や山桜の淡い紫やピンクが
何とも言えない美しさです。
まずは、籾ふりする為の土作り。
栄養たっぷりの山の土を2人ずつ息を合わせてふるいにかけます。
そこに、籾殻燻炭を混ぜ込みます。
籾殻燻炭は、適度に排水し、保水もしてくれ、土をよくしてくれる微生物の住居にもなる、
優れものです。
さらに肥料として鶏糞を混ぜ、やっと土の出来上がりです。
いよいよ籾を蒔く地道な作業です。
一枚に約450個くらいの小さなポットがある育苗箱に土を均等に入れ、
1つのポットに3粒の籾を
入れていきます。
2人で向かい合って、囲碁対局のようです。
この日は、晴天に恵まれていましたが、強風でしたので、風に飛ばされないよう、土に押さえ込み、
ひたすら籾を入れていきます。
おしゃべりしながら、楽しく、籾を入れてきます。
籾をよく見ると、少しだけ芽が出てます。
今年のお米の品種は、”どんとこい”
暑さに強い品種だそうです。
どんな味なのか想像しながら、ひたすらひたすら3粒ポットに入れます。
入れたら、土をかけ、水をかけて重ねていきます。
重ねた上からビニールをかけ、田んぼで温室状態にし、4~5日で芽が出てくるそうです。
予定の半分くらい出来たので、楽しいお昼ご飯タイム。
地区会館に戻って、精米したてのお米を羽釜で薪で炊く班と、松永農場の今年春、初の小松菜の
お浸し&味噌汁班にわかれて、全員でお昼作りです。
味噌汁は小川町産・青山在来で作られた「とうふ工房わたなべ」さんのおいしい豆腐と
根っこがおいしい小松菜です。
この時期の小松菜は根っこがおいしいそうなので、根っこまで丸ごといただきました。
みんなでわいわいしながらの準備も農業体験ならではです。
今日初めて会ったばかりなのに、段取りのいいこと!!
やっぱり食べることは、人と人を自然に繋ぐんですね。
べりカフェさんの地元の有機野菜を使った特性料理と有機の地ビールも加わって
おいしいお昼ご飯です。
みんなの顔がニコニコです。
そして恒例の自己紹介タイム。
小さなお子さん連れのご家族や、沖縄出身で米作り初体験のエンジニアさんや、
仕事で来日中のアメリカ・ボストンにお住まいのアメリカの方など、バラエティにとんでいました。
でも、おいしいご飯のおいしい顔は万国共通ですね~。
さて!!おいしいご飯の後は、皆で片付けて午後の作業開始です。
またひたすら籾を3粒ポットに入れ込みます。
皆んな午前中より、慣れた手つきでどんどん完成します!!
ますます強くなる風にも負けず・・・!
作業終了です。
皆んなの顔には、朝よりさらに笑顔が広がっていました。
次回は、6/15(土)田植えです。
今はまだ草ぼうぼうですが、これから水が入ってきれいな田んぼになります。