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小川町USPファームだより 2013年1月号

◆小川町USPファームだより 2013年1月号◆
発行日:2013年1月5日
制作:US.Peace&NPO生活工房つばさ・游・高橋優子

寒中お見舞い申し上げます。

農家さんは春の種まき準備や冬の温床づくりなどが始まっています。
朝は寒く畑も凍っていますが、春のことを考えながらのこの時期の作業は
楽しいそうです。

昨年は、多くの方々と交流ができました。
有難うございます。
今年も、
農業体験会、野菜を食べる「シェフズテーブル」、野菜が定期的に届く「おいしいお野菜届隊」など、
楽しい企画を通じて手作りの喜びや苦労、感動を農家さんと共に私達も一緒に
体験させて頂きたいと思います。

どうぞ今年もよろしくお願い致します。

今月号は

  • ●第5回シェフズ・テーブルは銀座「貴舟」で開催
  • ●下里の松永農場(美味しいお野菜届隊)の様子
  • ●今月の小川町の話題
    ―小川和紙を使ったアート展作品公募のお知らせ
    ―春を待つ霜里農場と槻川
    ―「下里里山百年ビジョ ン」構想が始動開始

をお届け致します。

【第5回シェフズ・テーブルは銀座「貴舟」で開催】

お馴染みシェフズ・テーブルに、ついに和食が登場しました。
有機農業のカリスマ・埼玉県小川町 霜里農場の金子美登さんの
野菜をプロの料理人が調理する夢の食事会です。

場所は銀座「貴船」。
板長・下元さんはこの道40年の大ベテラン。
実直でいかにも職人さんという感じの下元さん。
金子さんの有機野菜がどう調理されるのか楽しみです。
日本一の野菜VS日本一の板前の腕
一度しかない出会いですので、ワクワクします。
たくさんの方の参加をお待ちしています。

時:2月24日(日)11:30~15:00
所:銀座「貴船」↓
http://www.kifune.jp/

詳細・お申込はこちらから
  ↓   ↓    ↓
http://uspeace.jp/user_data/event.php

【下里の松永農場の様子】

US.Peaceファームの「美味しいお野菜届け隊」でお野菜を育てて下さってる
小川町の下里にある松永さんの畑です。
小さな畑ですが、少量多品種で山の恵みを生かした循環型の農業を展開されています。
現在、10軒の消費者と提携をし毎月2回、美味しい野菜を届けてくださってます。
次の「美味しいお野菜届隊」の募集開始は、2月頃を予定しています。
前回の募集要項(参考)↓ ↓ ↓
http://uspeace.jp/user_data/event.php#oyasai_new

松永農場12月の様子
<松永農場12月の様子>

【今月の小川町の話題】

★小川和紙を使ったアート展作品公募が始まってます

「Art on Ogawa-washi “A4” Project」

1300年の歴史を持つ埼玉の小川和紙。
現在も多くの和紙職人がこだわりの和紙作りを行なっております。
 素朴で温かみのある独特の風合いを持ち、たくさんの人の心を惹き付けています。
 小川和紙、そして和紙文化を多くの方に嗜んでいただこうと今回、小川和紙を使ったアート展
「Art on Ogawa-washi “A4” Project」を企画しました。
 どなたでも応募いただけます。
 A4サイズの小川和紙を使い、新しい表現方法にチャレンジしてみませんか?
 ※小川和紙活性化委員会が配布する和紙を使用する作品に限ります。

募集期間 平成24年11月26日(月)~平成25年2月20日(水)
展示会期 平成25年3月2日(土)~3月31日(日)

問合せ先 小川和紙活性化委員会
担当 久保孝正((有)久保製紙)
電話・ファックス:0493-72-0436 
  メール:ogawa-washi☆mbn.nifty.com(☆を@にかえて)

詳細は下記をご覧ください。
 ↓     ↓     ↓
http://homepage2.nifty.com/ogawa_washi/kasseikaiinkaipj/event/kasseikaiinkai-event-a4pj.htm



★春を待つ霜里農場と槻川

霜里農場の畑の様子です。
寒さに耐えて、野菜は甘くなります。

下霜里農場の様子
<霜里農場の様子>

下里堰の鷺
<下里堰の鷺・・・真ん中の白いのが鷺です。見えますか?>



★「下里里山百年ビジョン」構想が始動開始

安全で美味しい米や野菜づくりは、里山の栄養豊富な落ち葉などの腐植物が水に溶けて川を流れ、
田んぼに入ったり、畑の肥料となったりして初めて為し得るのです。
また土石流、がけ崩れなどの災害対策も含めた自然の循環を守ることが、私たちを守ることであり、
次の時代につなぐ大切なことなのです。

安全で美味しい有機の米や野菜づくりに、里山全体の保全が欠かせない為、
霜里農場・金子さんや下里集落の有志のみなさんとNPO生活工房つばさ・游・高橋が
「下里里山保全百年ビジョン」と称し、100年後を見据えた活動を始動しました。

そこで、今回「下里里山保全百年ビジョン」の根底となる里山づくりの理論を学びに、
昨年12月10日、長野県辰野町に元信州大学・山寺喜成先生を訪ねました。
山寺先生は、荒廃地の緑化研究の第一人者です。

下里集落のみなさんと山寺先生記念撮影
<下里集落のみなさんと山寺先生記念撮影>

里山保全の要となる「保育ブロック」について学んできました。
保育ブロックとは?
樹木の根系が天然林のように地中深く広範囲に伸長するように、
貫通した穴を設けた土壌ブロックを、
土中に埋設し「種子の生育べ一ス」とする緑化工法です。
これにより、根の張り方が深くなり、山を守ります。

山寺先生考案の保育ブロック
<山寺先生考案の保育ブロック>

根系相違
<根系相違>

写真は2012年9月九州豪雨での土砂崩れの様子です。
針葉樹も広葉樹の森も土砂崩れを起こしています。

2012年9月九州豪雨での土砂崩れ
<2012年9月九州豪雨での土砂崩れ>

昔からの先人達がずっと守り育ててきた美しい里山を100年後も持続させる
「下里里山保全百年ビジョン」をこれからも推し進めてまいります。
これから始める百年ビジョンは前例のない先駆事例となるでしょう。
こう、ご期待です。


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