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小川町USPファームだより 2021年7月号

発行日:2021年7月8日
制作:US.Peaceファーム & NPO生活工房「つばさ・游」高橋優子

今月号は

  • 最近の横田農場さん 〜6/29(火)取材 畑&田んぼの様子〜

    をお届け致します。

    最近の横田農場さん 〜6/29(火)取材 畑&田んぼの様子〜

    2021年度は、<今月の農家さん>と<最近の横田農場さん>を交互にお届けしていきます。 今月は横田農場さんの畑と田んぼの様子をご紹介します!

    6月12日(土)に、農業体験会「田植え」の際にお邪魔した横田農場さんですが、畑の取材は久々です!

    6月29日(火)のお昼ころ、取材にうかがいました。 ちょうど出荷準備中だったようで、4人全員が作業場にいらしたので、挨拶をします。

    スタッフは、この間のゴールデンウィークに仕込み体験をさせていただいたお醤油を自宅で育て中なので、 その経過を報告。 (定期的にかき混ぜながら味見しているのですが、最近は塩辛さが気にならなくなって、 醤油らしい味になってきました!)

    他にも、「吊るしてあるニンニクの茎にある種のような膨らみの正体が何か?」など、雑談しました。 こちらはその場で結論が出なかったので調べてみると、どうやら山芋でいうところの「ムカゴ」のような存在で、 ニンニクの実よりも数がたくさん取れるので、こちらを種として栽培をされるパターンもあるそうです。

    さて、まずはビニールハウスエリアから見学します。

    こちらはマスクメロン。かなり良いサイズになってきていますね。 メロンは、次男の海さんが学校で習ったことから農場でもチャレンジし始め今年で6年目ということですが、 最近では、収穫されると近所の洋菓子屋さんでケーキにも使用されるようになっています!

    ピーマンとパプリカ。小さな実がついています。 奥には、モロヘイヤがあり、たくさんの種が見られました。

    こちらは、温床のあるハウス。 もうすぐにでも植えられる! という状態のトマトの苗がびっしりならんでいました。

    その隣の、元気なツルは、ひとくちメロンだそう。 「これ、どうやって収穫するんだ?」と笑う長男の岳さん。たしかに、足を踏み入れるスペースはなさそうです… 小さいけれど、味がよく皮ごと食べられるひとくちメロン。たくさんなると良いですね。

    隣の棟では2種類のレタスの種とりをしていました。

    この綿毛の下に小さなタネがあり、乾燥してから綿やゴミを取り除いて保管するのだそうです。 この量なら4〜5年分とれるのでは?と。 横田農場さんでは何種類ものレタスを栽培していますが、こうして順番に1〜2種類ずつ種をとっていくのですね。

    ミニトマトです。2mくらいあるでしょうか。 数段階に分けて収穫してくそう。 左に見えている「Black Cherry」と竹の札が立ったトマトは、 赤いミニトマトよりもトマト特有の青っぽい香りが控えめで、甘くておいしかったです。

    中国野菜の空芯菜。くせがなくて食べやすいですよね。夏の訪れを感じます。

    ヘチマは、自宅で使うたわし用に栽培しているのだそうです。

    続いて、畑と田んぼの方を見させていただきます。

    会津(福島県)の方の品種だというかぼちゃ。 ホクホク系で、皮も食べやすいとのことでした。 どこが根元かわからないくらいびっしりですが、別の場所に後から植えたかぼちゃがあったので、 見比べてみてください。 除草で、間に車が入れるくらいの幅があります。

    こちらは、かなり特徴のあるとげとげのきゅうりの畑。 ところどころに、種とり用の大きなきゅうりがありました。

    インゲンのトンネル。 品種としては、丸ごと食べるサヤインゲンと、乾燥豆をたべるインゲン豆とは別々なのですが、 こちらの成長して赤いうずら模様が出たものも、中の豆をお料理につかえるのだそう。 インゲン豆は、世界中で最も日常的に食べられているとも言われるのだと教えていただきました。

    こちらは、麦の中では収穫時期が遅めのスペルト小麦。古代小麦です。 一粒籾を剥いてみると、幾重にも重なった中に実が入っていました。

    まだ一部青い穂があるので、収穫は数日後かなということ。 梅雨なので、雨の合間を縫いつつ、穂の様子も見ないといけないので、大変そうです。

    ゴマとナスです。

    ナスは、手前から白ナス、牛若丸、真黒ナス、緑ナス。 整然と並ぶ支柱が気持ち良いですね。 緑ナスは、隣接する町でも類似の品種が特産品として生産されていて、最近また注目されているようです。 果肉がやわらかく、トロトロです!

    最後に、先日体験会で田植えをした田んぼを見に行きました。 どの品種も、しっかり根を張っているようです!

    田んぼの水の量を調整したり、畑に水が入らないように調整しているのは、石や土嚢。 水が漏れているなと思うと、手で石を動かしたり、隙間に草をつめたりして処置をしていました。 この日も、そんな箇所があったので、岳さんが写真のように、見に行っていました。

    途中で、水路と田んぼの間に、オタマジャクシの尻尾が残っているカエルを発見しました。 この田んぼで育ったのですね。

    6月末の畑では、キャベツや春の葉物野菜が少し残りながらも、 同時にきゅうりやナスがたくさん実っていて、季節の変わり目を実感できました。

    7月10日(日)には、いよいよ大豆の種まき体験会が行われます。 そちらもまたレポートしますので、参加はされない皆さんもお楽しみに! 横田農場さん、今月もありがとうございました!

    <別日にビール用(※)に収穫されていたヤマモモ。豊作年でした>

    (※)おまけ:「麦雑穀工房 マイクロブルワリー」とは?

    2003年開業、全国にたくさんのファンをもつ小川町のブルワリー。自家栽培の小麦・ライ麦・キビ・アワを使用し た「雑穀ヴァイツェン」が看板メニュー。Webサイトからは、通販へも飛べます。

    ヤマモモだけでなく、横田農場さんの麦も使用されており、コロナ前は枝豆収穫イベントの際にこちらのビールを 一緒に楽しめるのが、大人気企画だったようです!

    私たちの父である初代が、趣味で始めた畑仕事で収穫した雑穀を含む穀物を家庭で食べていました。毎年大 量に収穫される作物の有効活用を考え、辿り着いたのがビール造りでした。

    現在は父が穀物や野菜・果物を栽培、私たちがホップを栽培しビールを造りブリューパブを経営。 最近では地元の有機農家の方々が栽培した大麦や果物を使ったり、大麦の自家製麦(モルティング)も行ってお り、自給原料100%のビール醸造が可能になりました。 (公式サイトより)

    【シリーズ】霜里農場 金子美登さんと目指す私たちの未来(14)

    金子さんの農業に対する想いは「だれからの強制も、収奪も無く、大地というキャンパスに四季折々、 生命を支える食べ物を自由自在につくる。

    大自然から与えられるもの以外にはできるだけ依存しないで、田も畑も、山林も家畜も、 土を軸とした自然の循環の中で行う農」を実践する事でした。

    これが実は日本の農民の歴史の中で決定的に欠けていた点かもしれないのです。 まるで長い長いタイムトンネル、もしくはブラックボックスの中に入れられていたことといっていいでしょう。

    江戸の昔から敗戦まで、農民は穫れた米の半分以上は領主や地主に取り上げられてきました。 戦後はややもすれば「金儲けのための効率的な農業」の追求であって、 決して自らのためにつくり、食べる農業ではありませんでした。

    そして限りなく永続循環する有機農業、それが始まったのはまだわずか50年ほど前なのです。

    では次回は、その農場を支えてきたメンバーについてご紹介します。

    <6/28の農場の様子 — 無農薬栽培のぶどう、インゲンなど>

    今月の小川町の話題

    ★【情報1】小川町のあちこちで『蛍』が出始めました

    小川町では、山の中の水源や、そこから流れる田んぼの水路などで天然の蛍が見られます。 普段たくさんの人が行き来する場所ではないので、 場所を公表して鑑賞をおすすめすることはあまりありませんが、 今年も1箇所で30匹ほど見られる日もありました。 雨が降り止んだ暖かい日の夜8時頃からよく飛ぶのだそうです。

    <蛍>

    <蛍がいる昼間の田んぼの様子>

    ★【情報2】小川町まちなか(駅周辺)の動き 〜人口が増加!!〜

    先月号で、「むすびめ」(観光案内所&移住サポートセンター)、 「コワーキングロビー NESTo」(石蔵コワーキングスペース)といった町の新しい拠点や、 「6Sプロジェクト」(正式名称:小川町SDGsまち×ひとプロジェクト) という市民参加型の大きなまちづくりプロジェクトについてお知らせしました。

    その甲斐あってかは定かではありませんが、6月1日に発表された統計を見ると、 なんと前月比で「人口 + 16」「世帯数 + 42」で増加となっています! 町内では、その話題で盛り上がりました。

    そして、先日さらに、駅前の空き店舗を再活用して 「【有機・和紙・発酵の里】小川町の人口減少ストップへの第一歩〜民間主導の新たな観光拠点を作りたい!〜」 というクラウドファンディングも開始されました! (「(株)おいでなせえ」と「武蔵ワイナリー(株)」の共同プロジェクトです。)

    対象となっている建物のすぐ近所では、 イタリアン、ビストロ、旅館などが今年オープン予定で準備を進めています。

    かつて商業で栄え、今もなおその名残を感じる駅前。 今年は大きく風景が変わりそうな予感がします!

    ※ 図書館長が書かれたこちらの本(7月から発売されています)が、 よくまとまっていて読みやすいので、歴史に興味のある方にはおすすめです。 ⇒ 『小川町は歴史がおもしろい

    ★【情報3】農水省の Youtube チャンネル「バズマフ」のご紹介

    中央官庁、それもお堅いと思っていた農水省がこんなユーチューブを出しています。 若手職員の皆さんが、市民の皆さんに農水省を身近に感じて役にたって欲しいと作った楽しい動画です。

    ★【情報4】tack farmr より

    お野菜届け隊の初期メンバーtack farmさん。 安住さんの後をつなげてくださってる小早川さんよりお知らせです。

    皆様、ご無沙汰しております。

    安住梨奈さんの作った無農薬・無肥料の土でお野菜を育てています小早川です。 梨奈さんの作ったやわらかい土で作業させていただけることに感謝しながら日々作業しています。

    ここ最近は雨が続いており、草の勢いがすさまじく、 出来る作業が限られていて、なかなか難しい時期です。

    農業は種をまけば、お野菜がなってくれる訳ではなく、本当にたくさんやることがあって、 失敗もたくさんしてきました。

    そんな中、どうにか夏野菜が少しずつ揃ってきました。

    トマトやナス、万願寺とうがらし、ズッキーニ、キュウリ、 他にもスーパーでは見かけないモロヘイヤやツルムラサキなど。 宅配も対応しております。1500円セットまたは2000円セットを発送しております。

    もしご興味がございましたら下記までメールいただけますと幸いです。

    tackfarm831@gmail.com

    <ズッキーニ>

    <トマト>

    <ニラ>

    ★【情報5】6月のある日の小川町の夕焼け

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