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2019年味噌つくりレポート

2/23(土)US.Peaceファーム、2回目の味噌つくりです。

風は強いものの、梅が咲き始め、麦の芽が青く出始めた春を感じる日に開催となりました。
総勢37名。
農業体験会でお世話になっている横田農場さんの庭に集合です。
横田さんが前日から準備してくれた大豆の煮えるいい香りが大きな釜から庭中に広がっています。
お世話になる横田農場の岳さんから、本日のスケジュールを伺いました。
午前中は12月の大豆収穫時にみんなで播いた小麦の麦踏みを行い、ランチ後にいよいよ味噌つくりです。

徒歩で5分くらいの畑に皆で移動です。
畑までの道には、梅のいい香りがし、春の野草が咲き始めています。
まだまだ寒いけど日差しは春です。
イタリアの小麦を播いた畑と、隣の大きな小麦畑の2か所の麦踏みです。
みんなで播いた小麦の畑はまだ小さい芽がまばらですが、隣の小麦畑は7~8センチの麦の若葉が
綺麗に並んでいます。

横田農場の岳さんから麦踏みをする理由と方法を教えてもらいました。
理由は、2つ。
①霜柱などで浮き上がった苗を押し戻す
②踏むことで苗を強くし根張りが良くなり、丈夫な麦が出来る。
やり方は、足裏の指の付け根部分でぎゅぎゅと踏みつけます。
下を向いて苗を見ながら少しずつ横にずれながら踏んでいきます。
すり足ではなく上から踏みつけます。
ちょっとした筋トレで~す。

みんな一列になってひたすら踏みます。
初めて会った人同意でも、「ここやった~?」とか隣の列は私ですね~」とか・・・
自然にコミニケーションが生まれ、あちこちで笑い声も響いています。
ひとりでやってたらめげそうな作業ですが、皆んなでワイワイやると楽しくなりますね。

「こんな広い畑?!終わるの!!」って思いましたが、横田さんの「後5列~で終わりです」の
声掛けに皆の顔が嬉しそう。足取りも軽く5列をサクサク踏みつけて・・・完成~!
皆の顔に満足感があふれていました。

横田さんの庭に戻り、お昼ご飯の準備です。
羽釜で薪でご飯を炊いてます。
ご飯隊を任命された子供たちは、一生懸命です。
蒸らしの薪での火加減を教えてもらいながら、薪を入れたり抜いたり。
薪の熱さに顔が真っ赤にしながらも楽しそうで、そして自慢げです。
ご飯の炊きあがりをみんなで待ちます。いい匂い~がしてきました。

横田さんのお母さんが作ってくれる美味しい料理は、
菊芋の味噌炒めもの(もちろん自家製の3年ものの麦みそです)
鶏肉と人参、菜花の炒め物、
ほうれん草のお浸し、
大根とえのきの味噌汁


参加者の差し入れも沢山並びます。
から揚げ、
卵焼き、
ジャガイモのオムレットオーブン焼き
自家製キムチ漬け
ポテトサラダ
鮪のジャーキー
沖縄の薬草入り油味噌

そして、今回は昨年初めて作った味噌を持ち寄り、味比べもしました。
同じ材料で同じ日に作った味噌が、各家庭の味になっていました。
色も味も違います。これぞ!手前味噌ですね。

     
いつもありがとうございます。労働して、旬の野菜をみんなで食べる!
有り難いですね~!美味しいですね~!ここに来るからこそ味わえる美味しさです。
食べながら、お互いに自己紹介したり、料理のレシピ交換したり、ゆっくり時間が流れます。
小川町の地ビールもあります。

お腹もいっぱいになったところで、味噌用の大豆がふっくらと炊き上がりましたので、
ご飯の食器をみんなで片づけて、いよいよ味噌づくり開始です。
大豆は、皆んなで昨年の6月に種まきし、12月に収穫し乾燥したものです。

まず、檜の臼で煮あがった大豆をつぶします。
杵をねじ込むようにしてつぶします。
力の入れ具合が難しいです。

次に、
一人ずつ、希望の出来上がり味噌に合わせて、味噌の出来上がり量から計算し、
つぶした大豆、塩、乾燥米麹を計って混ぜ合わせます。
米麹の米派は、皆んなで5月に田植えをし、10月に稲刈りした米を麹にしてくれて物を
使用します。

皆んなで作った大豆と米が原料の贅沢な味噌づくりです。

大豆の煮汁を加えながらしっとり柔らかさを調節します。
乾燥麹なので、ちょっと柔らかめでいいそうです。
こねこね!楽しい~!

仕込みの容器を焼酎で消毒し、容器の底に塩をふり、混ぜた材料を空気が入らないように
しっかりと詰めていきます。
詰め終わった味噌の表面を平らにして塩で蓋をするように敷き詰めます。

家に帰ったら、味噌の上に和紙または丈夫なキッチンペーパー(パルプ)、ラップなどで
容器との境目をふさぐようにしっかりと敷き、うち蓋をして仕上がり味噌の2,3割の重しを
載せて、外蓋をし、包装紙や新聞紙などをかぶせて直射日光の当たらない場所で保管するそうです。
7か月~1年でやっと食べられるようになります。
各々の家に持ち帰り、各々の味に育っていくそうです。
ひと夏を越すとぐ~んと美味しくなるそうです。

それぞれ味噌が完成した時のことを想像し、わくわくしているようです。
普段何気なく食べてる味噌が、こんなに手間と時間がかかていることに、大人も子供も
驚きと感謝の気持ちでいっぱいになっていました。

最後に恒例の集合写真。
笑顔が輝いています!!

横田農場の皆様、参加してくださった皆様、1年間お疲れ様でした。
有難うございます。
次期もぜひ!よろしくお願いいたします。

最後にうれしいつながり報告が横田農場さんからありました。
埼玉県比企郡川島町の「笛木醤油」さんが2年前の大豆つくりにご家族で参加くださったことをきっかけに
横田農場さんの青山在来の大豆を使った醤油を発売開始しました。
嬉しいですね~!!
商品の詳細はこちらから → http://shop.kinbue.jp/?pid=132202509

食の安全や健康を気にしていても、食のつくられてる現場はなかなか知らない。
知識として知るのではなく、五感で感じる。こういう体験を通して、食の大切さ、有り難さ、
人とのつながりなど、様々なことが参加してくださった皆さんに残ればいいと思います。
US.Peace ファームは、これからも有機農業を本気でやってらっしゃる農家さんと消費者の方が
出会える場を作っていけたらいいなと思っています。

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