2016年農業体験会(夏野菜定植)レポート
4/10(日)2016年のUS.Peaceファーム農業体験会の開始です。
今年は、横田農場さんにて開催です。
春の芽吹く季節となり、里山が新緑と山桜、畑の菜花や野草が一斉に咲き始めた
美しい景色の中で始まりました。
総勢25名。
横田農場さんは、1998年に長男・岳さんのアトピー性皮膚炎をきっかけにご両親が自らの手で安心な
野菜つくりを決心し、有機農業開始。現在、ご両親と岳さん、弟の海さんの4名で就農。
土だけでなく種にもこだわり、多様性のある固定種や在来種だけを使っています。
横田農場紹介⇒ http://yokotanojo.com/index.html#secondPage
まず、横田さんから作業予定を説明して頂きました。
午前中は、農業体験会の度にお世話になる駐車場の整備。
午後からは、夏野菜(きゃべつ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー)の苗植え作業。
さっそく、豆の花が咲いている畑を通り、沢山の花が咲く道を移動します。
駐車場整備開始!
駐車場の入り口を広げ、土を平らにならします。
スコップ、鍬を使い、土を掘り起こします。大きな石や根っこがひかかって大変です。
なんと!冬眠中のねずみの親子を起こしまいました。
もともと田んぼだったところに土を盛って、放置された場所だそうです。
石をよける人、土を掘る人、運ぶ人、土をならす人、大人も子供も協力し、徐々に道が広がり、
駐車場らしくなってきました。
大勢でやるとあっという間に作業が進みます。
1時間程で入り口が出来てきたので、お昼ご飯準備班と作業継続班に分かれました。
作業班は、もうひとがんばり!!
土が盛り上がってる所を掘って、平らにします。
途中、彼岸花の球根とノビルがあちこちから出てきたので、急遽ノビルはお昼のおかず用に収穫。
彼岸花は駐車場の隅に植え替えました。
彼岸花の球根
どちらも細長い葉っぱです。横田さんに違いを教えてもらいながら、掘り起こしながら作業を続け、
駐車場が完成~!!
一方、横田農場さんの庭ではご飯準備開始です。
米はもちろん有機米。羽釜で薪で炊きます。
味噌汁と野菜炒めは、七輪でつくります。
子供たちが火お越ししてくれました。
炒め物もおいしく出来ています。
差し入れも加わり昼ごはんの出来上がりです。
丁度、お昼の合図音が鳴り、作業班も戻ってきたので、皆が一番楽しみにしているお昼ご飯タイム~です。
本日のメニューは、ご飯、のらぼう菜と人参の醤油炒め、きゃべつと人参の塩炒め、油揚げとのらぼう菜の
味噌汁(もちろん野菜も味噌も横田家の自家製)。
差し入れは、いつも家族4人で参加してくれる岡村さんから、里芋ハンバーグ。
USP研究所の参加者から、大根と豚の角煮、餃子、玉子焼き、肉味噌。
どれも、おいしそうです~。
食卓の七輪では、さっき収穫したノビルと里芋を焼いてます。
自家製味噌3種(米味噌2種、麦味噌)をつけて食べます。
たまりませ~ん!!
顔なじみもたくさんいますが、恒例の自己紹介タイム~。
横浜市、板橋区、目黒区、川越市、大宮市・・・・いろんな所から参加です。
横田農場自家製の麦茶を飲んで、午後も頑張ります。
おいしさに、みんなびっくり~。大人気です。
皆んな、麦茶を購入。あっという間に完売。
皆で片づけをして、午後の作業開始です。
午後は、夏野菜の苗の植え付けです。
畑に向かう道々、横田さんから様々な菜の話や、野草「すかんぽ」の茎を
チュウチュウ吸うとちょっと酸っぱくておいしいことを教えてもらい、
大人も子供のチュウチュウ~。(笑う)
周りの美しい景色、道端の花々にうっとり。
道草しながら、やっと畑に到着。
横田さんから苗の取り出し方、植え方など教えてもらい作業開始です。
レタスときゃべつをひとライン毎、交互に植えると虫がつきにくいそうです。
また、きゃべつは苗と苗の間隔が60cm、レタスは40cm。成長したときの大きさが違うので
間隔が違うそうです。
畑の周りにある葦でつくった60cmと40cmの2本の棒で測りながら、苗を置く人、
植え付けする人、自然に役割が決まります。
苗を傷つけないように、畝を壊さないように・・・。
赤いのがレタス。小さいので難しいですが、徐々に慣れてきました。
最後に、ブロッコリーとカリフラワーを植えて今日の作業は終了です。
400株!全て植え付け完了!!
朝、400株って聞いたときは、終わるかな~??って思いましたが、
皆のお陰で予定より早めに終わりました。
最後に恒例の集合写真をぱちり。
満足げに笑顔に溢れています。
お疲れ様でした!
今日もいっぱい働いて、食べて、笑って。いい一日でした。
お世話になった横田農場の皆さんに感謝です。
有難うございました。
次回は6/5(日)田植えです。