小川町USPファームだより 2016年5月号
◆小川町USPファームだより 2016年5月号◆
発行日:2016年5月6日
制作:US.Peaceファーム&NPO生活工房つばさ・游・高橋優子
今月号は
- ● 2016年農業体験会が始まりました。第1回のレポート
- ●農業体験会第2回 6/5(日)は『田植え』のお知らせ
- ●第12回シェフズテーブル開催日決定
- ●今月の下里の話題
―新緑の下里の里山
―里山保全について ーこの図形はな~~に?
―アグロエコロジーって???
をお届け致します。
【 2016年農業体験会が始まりました。第1回のレポート】
今年のUS.Peaceファーム農業体験会は横田農場さんです。
4/10(日)「夏野菜の定植」などの作業をしました。
植えたのはレタス、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーです。
その模様は↓
http://uspeace.jp/user_data/report_2016natsuyasai.php
そして、その時植えた苗はこんなになっています。
【農業体験会第2回6/5(日)は『田植え』のお知らせ】
第2回目の農業体験会は『田植え』です。
詳細、お申し込みはこちらからお願いします
⇒http://uspeace.jp/user_data/event.php#taikenkai2
今年、皆さんが田植えをする田んぼの今の様子です↓
【第12回シェフズテーブル開催日決定】
シェフズテーブルも12回目を迎えます。
開催日は7月31日(日)に決定。
詳細はただいま検討中です~。
【今月の下里の話題】
★新緑の下里の里山
旧下里分校から見た下里の里山です。
芽吹いたみどりの青が清々しいですね。
山のふもとを流れる槻川は田んぼに備えて堰き止められ川面に
山のみどりが美しく映えています。
美しい環境が美味しい物を作るのだと思います。
<分校から見た裏山> <分校横槻川風景>
★里山保全について ーこの図形はな~~に?
畑の中にあるこの不思議な模様は何でしょうか?
<畑の図形>
正解は、「いのししが遊びまわった跡」です。
最近、いのししや鹿がたくさん出没し、農産物を荒し大きな被害が出ています。
この対策として里山の下草刈りなどの整備作業が有効ですが、高齢化などで
里山保全活動が出来なくなっていて、被害が里まで及んでいるようです。
いのししや鹿は姿を見られるのを嫌がりますので、里山がきれいに保全されていれば
人間の姿が見えておりてくることはないのです。
しかい、現状として下草や篠竹などがはびこり、動物が姿を隠しやすい状態です。
今後、US.Peaseファームでも里山保全活動への参加も考えていこうと思います。
★アグロエコロジーって???
日本の有機農業を牽引してきた「金子美登さん」が、推進している「アグロエコロジー」について
ご紹介します。
まだ日本では耳慣れないこの言葉が今、急速に世界で注目を集めています。
有機農業の別名ではなく、農民や消費者の主体的な役割を重視しながら、科学の力を活用して、
実現可能で、持続可能な農業と食のシステムをつくりだしていこうというものです。
昨年2月に行われた日本におけるアグロエコロジー会議の座長は金子さんでした。
アグロエコロジー宣言も金子さんがされています。
参考にご覧ください↓
http://altertrade.jp/archives/8981
5/12(土)に行われる講演会のご案内です。
「北米とラテンアメリカにおけるアグロエコロジー - 日本との比 較検証 -」
日時:5月21日(土) 13:30~17:45 基調講演・コメント(一般公開)
場所:総合地球研環境学研究所 講演室 (京都市北区上賀茂本山457-4)
使用言語:英語
内容:基調講演はアグロエコロジーの提唱者であるミゲール・アルティエリ博士
(カリフォルニア大学バークリー校 教授/総合地球環境学研究所 外国人招聘研究員)
による世界が目指すべき農業の有り様について理論ばかりでなく実践のお話です。
詳細は→http://www.chikyu.ac.jp/publicity/events/etc/2016/0521-22.html
世界の食糧生産がどのような状況にあるのか興味深いお話だと思います。