2016年稲刈りレポート
10/9(日)朝から雨。誰もが心配しながら、きっと止む!!との思いで農業体験会は実施決定。
なんと総勢39名が参加してくれました。
横田農場さんに集合した直後は、ザーザー降ってた雨が、田んぼに向かい始めたら、ピタッと止み、
無事稲刈り、稲架(はざ)掛けまで終わりました。
田んぼで、講師の横田さんから鎌の使い方、刈り方、束ね方を教えて頂き、作業開始です。
今年刈った稲は、神丹穂米(かんにほまい)と言う、神様にお供えする米だそうです。
2,000年前に栽培されたと言われる古代米だそうです。
背丈が高く、小豆色の美しい稲穂です。
さっきまで降ってた雨と猪が入り込んだことで、稲がところどころ倒れているので、
根元を探りながら、少しずつ刈り進んでいきました。
(猪の被害はとても大変だそうです。)
小さいお子さんも、鎌を使ってざっくざっくと刈っています。
背丈も長いので、扱いが大変!!です。
藁で4株ずつ束ねて、藁でくくります。これはなかなか難しい~。
刈る人、くくる人、運ぶ人、自然に分担が出来、協力して作業が進みます。
雨が上がったばかりのたんぼなので、お試し程度しか刈れないかと思いきや、神丹穂米(かんにほまい)は
全て刈り取りました。
次は稲架(はざ)掛けの準備です。二本の木材を縄で結び、足をつくり、竹を渡します。
ずっしりと実った稲が掛かっても倒れないようしっかり立てます。
途中、横田さんのお父さんが稲架(はざ)掛けに必要な縄をつくりました。
皆んな、縄作りも初めてみるので、興味津々です。
なんでも自分でつくっちゃうんですね~!!凄い!!
稲架(はざ)掛けです。
束ねた稲を右手3左手1の割合でつかみ分けて開き、竹ざおにかけていきます。
次に左手3右手1の割合で束を分けと・・・交互にかけていきます。
5:5で分けより、多くの束がかけられます。
さらに、割合い1側が外側に飛び出すように掛けると、雨除けにもなるそうです。
さおにかける順番も、片側からではなく両端、真ん中を平均的に掛け、全体に同じように力がかかり、
倒れないように作業します。
農業って、色んな知恵が詰まっていますね~!!
皆んなの頑張りと協力により、予定していた稲刈りが終わりましたので、
次は、春に種蒔きした大豆畑で枝豆の収穫です。
この枝豆は、昔から小川町の青山地区に伝わる地の固定種「青山在来」という枝豆です。
★青山在来の紹介⇒https://www.facebook.com/aoyama.zairai
まさに今が旬!!!
畑一面枝豆が育ち、種蒔きの時とは一変した緑の畑に、みんな感激!!
収穫させてもらいました。
ひと粒の大豆から、こんなにたくさんの枝豆が撮れるんですね~。
収穫の帰り道、横田さんから畑についた猪の足跡を教えてもらいました。
山から田んぼや畑にやってきて、収穫前の芋などを食べてしまうそうです。
多くの被害が発生しているそうです。
山が荒れ、山に餌がないことも、原因のひとつだそうです。
さ~てご飯です。
ご飯準備班が、薪で羽釜のご飯、冬瓜とオクラのスープ、オクラと雑魚の炒め物、胡瓜のしその実和え、
なすとインゲンの炒め物、南瓜の煮物、そして収穫したばかりのたくさ~んの枝豆を大きな釜で
茹でてくれました。
枝豆は、昨日収穫した豆とさっき収穫した豆の味比べです。
枝豆は時間が立つとどんど糖度がさがるそうです。
さ~て
皆んなお腹ぺこぺこです。
参加してくださった皆さんからもたくさんの差し入れが!!
から揚げ、ハンバーグ、ポテトサラダ、自家製梅干、りんご。
いつもありがとうございます。
枝豆がどんどんなくなります。美味しくて止まりません。
こんな残骸~!!凄いです。
幸せになったところで、自己紹介タイムです。
顔なじみになった方も、はじめての方も、おいしいご飯に満面の笑みです。
ここで会うのが楽しみになってる子供たち。すっかり友達です。
埼玉、東京、神奈川、千葉・・・と幸せの輪がどんどん広がってます。
皆んなで後片付けをして終了です。横田さんいつもありがとうございます。
次回11/26(土)収穫祭。
楽しみにしてください。
また皆で会いましょう!!
有難うございました。