2016年大豆種まきレポート
7/3(日)US.Peaceファームの大豆の種まきをしました。
朝からぐんぐん気温が上昇。とても暑い日となりました。
総勢31名。
農業体験会でお世話になる、横田農場さんの庭に集合です。
本日もお世話になる横田農場の皆さんから、スケジュールを説明して頂きました。
徒歩で5分くらいの畑に皆で移動です。
畑に到着。
まず、横田農場のお父さんから、本日蒔く「青山在来」という大豆についての説明を受けました。
埼玉県比企郡小川町の青山地区で昔から大事に受け継がれている地大豆です。
甘味と旨味を兼ね備えたおいしい大豆。
この土地に適した大豆だからこその味。味に力があるそうです。
”その土地固有”がとても大切なことです。
作物は大地の恵ということを感じます。
7km離れただけで、大豆の風味が変わるそうです。
そんな貴重な「青山在来」の種蒔き開始です。
まずは、種蒔きの位置を決める為の、ロープ張りです。
左右に分かれてピン~と張ったロープに合わせ、大人の手のひらサイズ(20cm位)毎に、
5㎝の穴を指で堀り、ひと粒ずつ入れ、土をかぶせます。
ロープの両端の2人は、中心に進み、真ん中の2人は、それぞれ左右に向かって進みながら種蒔きします。
3本のロープ(3コース)を1セットとして、計12人が同時に作業します。
ひとつひとつの作業に、知恵と工夫が詰まっています。
お互いに声を掛け合いながら種蒔きが進んでいきます。
3回転が終わってところで、休憩です。
とても暑いので、水分補給。
最近、横田農場の一員となった子山羊の「ななちゃん」がお出迎えしてくれました。
さ~て、もうひと頑張り!!
最初は、ぎこちない動き、慣れない手つきでしたが、お互いの呼吸も合い、いいリズムで
どんどん作業が進みます。
種蒔きが終わると、誰かがロープを次に移動。ロープが張られると、誰かが種蒔き開始。
初めて会った人同士でも直ぐ協働できますから、農作業って不思議です。
みんなの協力により、予定の倍の速さで作業が進み、なんと!!予定していた種蒔きが午前中で終了。
凄い!予定以上のスピードで作業が終わってしまいました。
横田さんもびっくりしてました。
「とても暑いので、ゆっく~りご飯を食べましょう!」と横田さんからの声賭けに、みんな満面の笑顔です。
横田さんの庭に戻ると、ご飯の炊けるなんとも甘い~におい。
子供たちが、横田さんに教えてもらいながら、薪で羽釜ご飯を炊いてくれました。
横田さんの野菜を使った、ラタトッゥーユ、ズッキーニサラダ、じゃがいもと山下いんげんの煮物、
バジル入りポテトサラダ、
岡村さんが作ってきてくれた枝豆「湯上り娘」、丘ひじきの胡麻和え、
史郎さん手作りのハンバーグ、吉田さんの手づくりふりかけなどなど・・・バナナの差し入れも有ります。
あっという間にみんなのお腹に消えていきます。
恒例の自己紹介タイム~。
今回初めて参加してくれたのは、
横田さんの野菜で「お野菜届け隊」に参加し、東京で醗酵の店を開いてる方と「青山在来」で味噌作りをしている方々。
比企郡川島町で230年続いてる醤油屋さん家族。ご自身も農業をしている方など、在来種の大豆に興味深々で参加してくれました。
そして、毎回参加してくれるのは川越と板橋の家族。さいたま市と横浜から参加の常連さん。
USP研究所の面々・・・。
そして、今日もお世話になっている横田農場さん家族。
おいしくて、安全で、幸せな食べ物が大好きな人が集まっています。
もうすっかり友達です。
「食」は人と人を繋ぎますね。
みんなで片づけをして、6月に田植えした田んぼの様子を見に行きました。
順調に育っています。良かったです。まっすぐ植えたと思っていましたが曲がったり抜けたりしているところが有りました。(難しい~)
田んぼから戻って恒例の記念撮影です。
暑かった!!!!!!
横田農場の皆さん、1日お世話になりました。有難うございます。
食の安全や健康を気にしていても、食のつくられてる現場はなかなか知らない。
知識として知るのではなく、五感で感じる。こういう体験を通して、食の大切さ、有り難さ、
人とのつながりなど、様々なことが参加してくださった皆さんに残ればいいと思います。
US.Peace ファームは、これからも有機農業を本気でやってらっしゃる農家さんと消費者の方が
出会える場を作っていけたらいいなと思っています。
これからもよろしくお願いします。
次回は10/9(日)稲刈りです。青山在来の枝豆が食べられる予定です。