2014年籾ふりレポート
4/26(土)いよいよ今年の米作りが”籾ふり”でスタートしました。
  好天に恵まれ18名が参加してくれました。(初めて参加の方が6名)
春の芽吹きの様々な緑色と田畑の畦に咲く小さい花たち・・・・。
  美しい里山に囲まれての埼玉県小川町下里の三地区会館に集合し、
  今年の講師をしてくださる松永さんを囲み、今日の予定を聞いてから、田んぼに出発です。
  歩いてるだけで気持ちがいいです!!
  小川町の風景です。

途中、本日使う山土(やまつち)を松永さんの畑からみんなで掘って運びました。

まずは、籾ふりする為の土作り。
栄養たっぷりの山の土を2人ずつ息を合わせてふるいにかけます。
  そこに、籾殻燻炭と鶏糞、コーヒーかすなどを混ぜ込みます。
  籾殻燻炭は、適度に排水し、保水もしてくれ、土をよくしてくれる微生物の住居にもなる、
  優れものです。
  松永さんの経験で加減史ながら山土と配合します。
  肥料が多すぎても芽がでにくくなるそうです。難しいですね。
  出来上がった土を一枚に約450個くらいの小さなポットがある育苗箱に土を均等に入れます。
  土の入れ具合が難しい。多過ぎると水をかけた時に、籾が流れてしまうそうです。
 
 
いよいよ籾を蒔く地道な作業です。
  小さなポットのひとつひとつに3粒の籾を入れていきます。
  ひたすら入れます。
  2人で向かい合って、囲碁対局のようです。
  この日は、晴天に恵まれたので、背中がじりじりしてきます。
  土に押さえ込み、ひたすら籾を入れていきます。
  おしゃべりしながら、楽しく、籾を入れてきます。みんな楽しそう。
 
籾をよく見ると、少しだけ芽が出てます。
  今年のお米は、”もち米”
  収穫祭にはつきたてのお餅を食べましょう!!
  どんな味なのか想像しながら、ひたすらひたすら3粒ポットに入れます。
  入れたら、土をかけ、水をかけて重ねていきます。
 
 
 
重ねた上からビニールをかけ、田んぼで温室状態にし、4~5日で芽が出てくるそうです。
ほぼ予定の作業が終わったので、楽しいお昼ご飯タイム。
  集会所に戻ると、すっかりご飯の準備ができてました。
  今日は料理名人の特別ゲスト「小奈さん」が有機野菜とこんにゃく、
  豆腐でおいしいおかずと味噌汁を沢山準備してくれてました。
  霜里農場の卵でつくった卵焼きもあります。(めったに食べられません)
  味噌は松永さんの自家製です。味噌をご飯にのせて!!おいしい~!
 
 
そして米炊き名人“羽釜の女王”率いるUSP研究所の2人がおいしいご飯を炊き上げてくれてました!!

わ~!!!お腹ぺこぺこです。
  いつもご家族4人で参加してくれる方が今日も差し入れしてくれました。
  自家製の味噌とあえたエシャロットとせりのおひたし。いつも有り難うございます。

有機の地ビールも加わっておいしいお昼ご飯です。
  みんなの顔がニコニコです。
  やっぱり食べることは、人と人を自然に繋ぐんですね。
  釜が空になるのが早い早い~。
そして恒例の自己紹介タイム。
  東京から自転車でやってきたUSP研究所の所長から始まり、いつも家族4人で仲良く参加してくださる方、福祉のお仕事をされてる女性たちや
  土に触れたくて参加してくださったOLさん・・・・などなど様々な方が参加してくれました。
  松永さんからは、農業を始めたきっかけやこれからの農業のあり方なども話してくれました。
  みんなで集まってやると機械化された大型農業では得られないすばらしい人と人との繋がりが広がりを大切にしていきたいとの
  うれしい、わくわくするような話がありました。
  おいしいご飯のおいしい顔がいっぱいです。
  やっぱり人と繋がるって最高。
 
さて!!おいしいご飯の後は、皆で片付けて午後の作業開始です。
午後からは、牛蒡堀!!!
  初めての体験です。
  土深く伸びた牛蒡。深い深い深い。
  牛蒡ってこんなに大変なんですね。みんな泥だらけ。汗まみれ。
 
 
でも、最高の笑顔が広がってました。
 
松永さんからお土産に牛蒡を頂きました。
  ありがとうございます。
皆んなの顔には、朝よりさらに笑顔が広がっていました。
  次回は、6/14(土)田植えです。
  今はまだ草ぼうぼうですが、これから水が入ってきれいな田んぼになります。
  すでにかえるも待ってます!!
 





