田植えレポート
6/15(土)US.Peaceファームの田植えを実施しました。
前日までの雨が上がり、なんとも気持ちのいい天気でした。
総勢26名が参加してくださいました。
いよいよ田植えの開始です。
4/27(土)晴天に恵まれ、じりじりと照りつける太陽の下、籾ふりした苗がこんなに成長していました。
なんともいえない美しい緑の苗たち!!
うれしいです。
有機の田植えは、慣行農法の場合より苗を大きくしてから、田植えを行うのだそうです。
それのほうが、雑草に負けず元気な米になるそうです。
それでこんなに大きく長く育っているんですね。
講師をして下さる“松永農場”の松永さんから田植えの手順や有機農業ならではポイントなど、
説明して頂いてます。
みんな真剣です。
こどもたちは、田んぼに早く入りたくてうずうずしてます!!
かえるの鳴き声も気になってしかたありません。
苗がきちんと等間隔で整列するように、目印の縄紐を張って、田んぼの中へいざ出発!!
でもでも・・・・なかなかまっすぐ植えるのは難しい~・・・。
ひょいひょいと田んぼをかける子供に対して、おそるおそる歩く大人たち。
大騒ぎで始まりました。
苗ポットから、するっと苗を抜き取って、一つ一つ、
丁寧に、縄の印を頼りに植えていきます。
みんな徐々に慣れてきました。
一列植える毎に、大歓声。
昔の人はこれを延々何日もやったのか~、と思うと、頭が下がる思いになります。
松永さんの前準備とみんなの頑張りのおかげで田植えは2時間ほどで終了しました。
完成後の田んぼです。なんとかまっすぐに植えることができました??!
さてさて、労働の後は楽しみなお昼ごはん。
田んぼの近くにテントを張り、シートを敷いて、薪での羽釜でさっき精米した米を
炊きます。
サニーレタスと玉葱、大根のサラダ。
巨大なズッキーニの塩とオリーブオイルをかけただけなのに、めちゃめちゃおいしい前菜。
そして、大根、玉葱の味噌汁。
それと、参加された方からの差し入れも加わります。
川越から参加の岡村さんの手づくりポテトサラダ
USP研究所のモンゴル出身のブヤンさんの
モンゴル料理“ホーシュール”
どちらも朝、早起きして作ってきてくださいました。
デザートにおいしいお菓子を持参くださった中村さんも
有難うございました。
もちろんマイクロブルワリーさん有機の地ビールも!!
かんぱ~い!!
いただきま~す!!
皆の輝くような笑顔がいっぱいです。
なんとおかわり続出。最高5杯も!!びっくり!!
労働の後ですからおなかはぺこぺこ。あっという間に吸い込まれていきます。
参加者の一人一言自己紹介タイム。
世代も年代も職業も越えて輪が広がりました。
松永さんから、松永さんの目指す農業のひとつとして、多くのみんなで農作業をしていきたいという
言葉がありました。
機械に頼る大規模農業ではなく、多くの人の手で協力していくことを目指したいそうです。
日本に昔からある小さい田んぼでも、出来る農業だそうです。
今日も、多くの人たちの力であっという間に田植えが出来ました。
本当の意味の協働が実現できていくといいなぁ~と思います。
みんなで片づけをして、今日の田植えは終了です。
最後まで天気に恵まれ良かったです。
ありがとうございました。
食の安全や健康を気にしていても、食のつくられてる現場はなかなか知らない。これが現実です。
US.Peace ファームは、ほんの少しでもそんな皆さんと、有機農業を本気でやってらっしゃる
農家さんとが出会える場を作っていけたらいいなと思っています。
これからもよろしくお願いします。