稲刈りレポート
10/12(土)秋晴れの暑いくらいの日に稲刈りをしました。
日照りが続いたかと思えば、直前に台風がやってきたりと・・・稲が心配でしたが、
黄金色に実っていました。
田んぼに着いて田んぼの輝かんばかりの美しさに「わ~!!」と歓声があがりました。
籾ふり、田植え、草取りと、小さな籾からこんなに成長した稲を見ると、
それまでのことがひとつひとつ思い浮かんできます。
まずは、松永さんのお話からスタートです。
手で一束一束、鎌で刈ります。
そして、3~4束ずつ麻の紐で
「ぎゅっ」とまとめていきます。
鎌で「さくっさくっ」と刈るのは、
なんとも気持ちのいいもので、
みんなどんどん刈っていきます。
でもでも・・・紐でまとめるのは結構難しい!!
それぞれ、どうしたらばらばらにならずに、
束ねられるか??
経験者が始めての方に教えたり、
自分達で考え工夫したり、
どんどみんなうまくなっていきます。
自然に助け合って作業が進んでいます。
刈った稲束を天日干しする為に、
天日干しの稲架掛け(はざがけ)用の木材を組みます。
台風などの強風にも倒れないように
風向きと平行に組みます。
そこに、束ねた稲を逆さに掛けていきます。
なんと美しい稲架掛け(はざがけ)が出来ました。
無我夢中で作業をしてたら、なんと!!もうお昼の時間。
お昼に食べる枝豆の収穫です。
草取りの時に田んぼの畦に蒔いた小川町の地豆「青山在来の枝豆」です。
ふっくらした枝豆が沢山ついています。
おいしそう~~~~!!。
農作業って、次にどうするかを考えて今の作業をしないと、大変なことになります。
刈った稲を揃えて置かないと、紐でまとめる時に、とっても苦労します。
きちんとまとめてないと、干すときにばらばらになります。
ばらばらになると、せっかく干した稲が落ちてお米になりません。
こんなひとつひとつの作業から、段取りの仕方や、他人への思いやり、作業の効率化など・・・
たくさんのことが学べます。
農業って、やっぱり凄い!!毎回毎回学ぶことばかりです。
自然にいろんな知恵がついていくのが凄い!です。
みんなお腹ぺこぺこです。
お昼ご飯までもう一息。
うどん班、枝豆班、おかず班に分かれて、みんなでお昼の準備です。
今日初めて会ったばかりなのに協力してどんどんお昼ご飯が出来てきます。
みんな待ちきれない様子。
お昼のスタートです。
松永さんが夏に収穫した有機の小麦で作ったうどん。
薬味はもちろん、松永さんのねぎ。
さっき、田んぼの畦で収穫した「青山在来の枝豆」
松永さんの畑から朝採りした人参とサニーレタスのサラダと小松菜のおひたし。
青山在来の「木綿豆腐」「ざる豆腐」「あげ棒」も。
参加者さんの差し入れの「ポテトサラダ」「肉じゃが」「ジャーマンポテト」「人参のおひたし」
「つくねハンバーグ」も加わり、豪華なお昼ご飯。
テーブルに乗り切れません。
もちろん毎回大好評の地ビールもあります。
みんな満面の笑みです。
食欲旺盛です。
幸せになったところで、自己紹介タイムです。
美味しいもの、楽しいことが大好きな人ばかりです。
稲刈りも枝豆の収穫もまったく初めての方も大感激!!
「いつも食べてるものなに、知らないことばかりです。
ひとつひとつが、新鮮で、驚きの連続です。」
と、笑顔で話してくれました。
みんなで片付けをして今日の作業終了です。
天日で2週間程干すと、美味しいお米になります。
たのしみ~です。
収穫祭は11月2日。また皆んなで美味しくて楽しい農業体験会の再会を約束しました。