第7回US.Peaceシェフズテーブル　レポート

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に登場した有機農業のカリスマ 小川町　金子美登さんの
お野菜を凄腕シェフの料理でいただける 「第7回　US.Peace シェフズテーブル 」が、
1月19日（日）冷たい風の中、 竹橋のKKRホテル東京にて開催されました。
初めての中華料理です。参加者は30名。
埼玉県比企郡小川町で有機農業に取組んでこられた、
有機農業のカリスマ・金子美登さんの 「霜里農場」で大切に育てられた おいしい冬野菜を
中華で頂きました。

まず「シェフズテーブル」の企画・運営しているユニバーサル・シェル・プログラミング研究所　
所長 當仲より挨拶させて頂いて、スタートです。
なによりも・・・理屈抜きでおいしいものが好き！手づくりが好き！ということからスタートし、
農業に興味を持ち、ものづくりのすばらしさと、人との繋がりが大切であることを感じ、
小川町の有機農業の農家さんとの繋がりを続けさせて頂いていること。

　　當仲所長

そして、今回参加してくださった方々が、お料理と同じくらい楽しみにしていた 「金子友子さん」のお話です。
金子美登さんを蔭で支えこられた奥様ならではの、お話です。
一昨年、フランスで放映された「霜里農場」の映像で、昨年はフランスから3名就農希望者がいたそうです。
その中の1名は、小さい時から有機野菜を食べて育った女性。
後の2名は、大人になってから有機野菜に興味を持った女性と男性。
精神的な安定感に違いがあったそうです。
有機野菜を小さい時から食べてた女性は、穏やかで柔軟性があったそうです。

いよいよ料理の登場です。
まずは、前菜三種盛り（白菜の甘酢付け・蕪の器に海鮮のタルタル・・揚げ牛蒡と大根もち）

前菜が出された後、料理長の池田さんが、
メニューの説明と有機野菜の感想を話してくださいました。
水分量の多さと、味の濃さに驚いたそうです。
何度も何度も試作してくださったお料理は、
味だけでなく目でも楽しめる美しさです。

2品目は、押し豆腐の豆乳スープ（揚州伝統料理と有機野菜のコラボ）
付け合せの辛みそを入れるとまた違う味になります。

3品目は上海蟹味噌と白菜とおからと挽肉の白菜ロール。

4品目は干し貝柱と大根の煮込み

5品目は珍味入り蓮の葉ちまき

もちろんもち米も金子さんの田んぼからです。

そしてデザートは、有機大豆の豆乳プリン（烏龍茶ソース）です。

どれもこれも、池田料理長の細やかでやさしい想いが伝わってくる中華料理でした。
美しい盛り付けと、細やかな細工一品一品。
中華の奥深さと有機野菜の力強さを感じました。

途中、参加くださった皆さんの自己紹介を今回は円卓ごとにして頂きました。
あちこちのテーブルから、楽しそうな笑い声やへ～と感心した声など、とても和やかな
声がきこえていました。
様々なお仕事、様々な年齢の方々が参加してくださいました。
いろんな繋がりがまたできました

これまでのシェフズテーブルで腕を振るってくださったおふたりのシェフも一言ずつ。
（おふたりとも今日は気楽な笑顔です）

　
仏蘭西厨房「かえりやま」の帰山シェフ　　　　　　　　　和食の「貴舟」の下元大将

最後にこの会を開くにあたり、ご尽力くださった
KKRホテル東京の小林総料理長が 一言くださいました。
池田料理長が何度も何度も試作を重ねた様子など・・・。
美味しい料理になるまでには、多くの方々の思いがあるんだな～と
小林総料理長と池田料理長、そしてスタッフの方がたに感謝の拍手がおきました。

小林総料理長と池田料理長

恒例の集合写真は笑顔がいっぱいです！！！

参加くださった方々、おいしい野菜を作ってくださった霜里農場の皆様、
料理をしてくださったお店の皆様。沢山の皆様のご協力でとても素敵な会になりました。
本当に、本当に有難うございました。