US.Peace FARM
 
はじめに
農業体験会
おいしいお野菜届け隊
シェフズテーブル
ファームだより&レポート

農業体験会 レポート一覧

レポート

農業体験会 その2 ~大豆種まき~

7月13日土曜日、農業体験会第2弾は横田農場さんにて、大豆種まきです。
今回の参加者は、大人子供合わせて15人ほどでした。

2019年の7月は雨続きで、この日の予報も「雨」。
しかし、小川町駅に集合するとご覧の天気! さすがです。

横田農場さんで説明を受けてから、さっそく畑に向かいます。

途中に、前回の農業体験会で田植えをした田んぼがあるので、皆で見に行きました。稲は順調に育っていて、綺麗なトンボが飛んでいました。

大豆を植えるのは水路に囲まれた台形の畑。

横田さんから説明を聞いている間に、子どもたちは水に足をちゃぽん! 「冷たーい!!」とはしゃいでいました。 この水路にはザリガニなどの生物も暮らしているそうです。

紐に沿って拳一つ分の間隔をあけて〜 と説明を受けた後は、お待ちかねの種まき!
小川町に代々受け継がれる「青山在来大豆」をお椀に入れてもらいます。

丸くて綺麗で、種とわかっていても、食べたくなってしまいます。

まいたところが隣の人どうしで重なったり離れたりしないように、地面に線を引いてわかるようにします。 種をまくのに集中しすぎると、もう片方の手の器から大豆がコロコロとこぼれてしまうので、油断は禁物です。

時刻は11:00過ぎ。 午前中で終わるかな…と言っていた畑ですが、皆がどんどん上達してスピードアップしたため、あっという間に種まきが完了し、横田さんにも驚かれました。

そろそろお昼用のご飯を炊かないといけないので、ここで子どもと有志の「羽釜チーム」が一足先に家の庭に戻ります。

残りのメンバーは大雨で地上に出てきてしまった大豆を、もう一度土の中に指で押し戻す作業に移りました。中には芽が出てきている大豆もあり、そういう大豆には上から土を被せてあげました。

テレビなどのメディアでも今年の長雨は異常気象と報道されていますが、農業は天候の影響を直接的に受けるので、このように臨機応変に対応しなければなりません。 実際に畑に行って体感すると、スーパーの野菜売り場でも農家さんの苦労や工夫に思いを馳せながら買い物ができそうです。

畑6枚分の大豆埋め込み作業が終わり、お待ちかねのお昼タイムです。 ふかふかの土の中を歩くだけでも想像以上に体力を使うようで、お腹はペコペコ。

足早に庭へ戻りましたが、まだご飯が炊けるのに少し時間がかかりそうなので、先に横田農場さんオリジナルの麦茶をいただきながら自己紹介を行いました。 湘南方面から来ている方もいて、びっくりでした。

自己紹介も終わり、いよいよお昼の準備です。

横田さんと参加者のお手製料理が並び、歓声が上がります。ご飯も、過去の参加者が「今回は特に美味しい!」と言う出来栄えで、4杯以上おかわりする人も…。

どれも最高に美味しかったのですが、中でも印象的だったのが「摘果トマト」を使った炒め煮。青いトマトは酸味が程よく、食感もシャキシャキしていて新感覚でした。農家ならではのお料理ですね。

参加者の中になんと当日誕生日の方がいらっしゃったので、差し入れでいただいたスイカにロウソクを立ててお祝いしました。

きっと忘れられない誕生日になると思います。素敵な一年が過ごせますように!

午後は再び大豆の埋め込み作業を続行。終了後は記念撮影をし、その場でお醤油やうどんの販売会が開かれたあと、解散となりました。

次回は10月12日(土)。皆で植えた田んぼの稲刈りです。
そして、今回まいた大豆を皆で美味しく枝豆としていただきます!

この日だけは! と気合いを入れてくる人もいる、一年の中でも特に目玉の体験会です。
来たことのある人も、初めての人も、ぜひ奮ってご参加ください!

農業体験会 レポート一覧