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おいしいお野菜届け隊

日本の農業には、先人たちの知恵と積み重ねられた工夫が息づいています。しかし、その農業を伝承するべき農村も、後継者不足、地域コミュニティ崩壊などの理由により、先細りしている状態です。生活の一番の基礎である「食」を生み出す農業は、守り、磨き、丁寧に育ててゆくべきものであると、私たちは考えます。

よい仕事は、健やかな肉体から生まれます。健やかな肉体は、充実した食生活無しにはありえません。
わたしたちは、人々の食生活の充実が、社会の発展につながると考えています。
そして、一人一人が、「食」について今一度見つめなおすことが、私たち自身の、ひいては日本の発展に貢献すると信じています。

私たちは、2010年12月から、食についての意識を高め、有機農業新規就農者を支援するため、
有機農産物の頒布会「おいしいおやさい届け隊!」を開始します。

新規就農者支援って何?
~農業をはじめるにあたって一番大変な期間を、野菜を購入することで支えます~

新規就農をされる方にとって、一番大変なのが土づくりを行いながら生産を続ける最初の3年間です。
機械や納屋付の家、田畑借用賃など、初期の設備投資に数千万円単位の出費がかさむ上、
はじめの数年は農作物の品質も安定せず、また販路の確保も容易ではありません。
その数年間を、USPファームに集う人々が、有機野菜を購入することで、支えていくのがこの企画です。


有機農業って何?
~持続可能な生産手段。環境負荷の低さも特徴~

生産から消費まで、化学肥料・農薬等の合成化学物質や生物薬剤、放射性物質、遺伝子組換え種子及び生産物等を
まったく使用せず、その地域の資源をできるだけ活用し、自然が本来有する力を尊重した生産方法です。
有機農業は、自然の力を生かしており、環境への負荷が非常に少ない生産方法といえます。
有機野菜を購入することによって、誰もが簡単に環境保護に貢献することができます。

小川町の有機野菜の特徴 
~地元の原料を使った肥料を使っているため、野菜本来の味がします~

・小川町は周囲を山の囲まれた里地里山です。この豊かな山の自然を活かし、山の恵みである落ち葉堆肥など使って、手作りで野菜を生産しています。
・堆肥は落ち葉やおから、素性の判る牛糞などを使って自分で作っています。
・落ち葉などの堆肥のおかげで栄養が豊富です。
・化成肥料を使っていないので雑味が少なく、野菜本来の味がします。


お願いしたいこと
~「新規就農者を支える」という趣旨を理解してご参加ください~

新規就農者の方は、有機農業をはじめたばかりですから、お届けする品質、数量が安定しないこともあります。同じ野菜がたくさん取れる時期もあれば、取れないときもあるでしょう。また、同じ野菜が続くこともあります。形もお店で買うものほどきれいではないかもしれません。そのことをご理解いただいた上で、ご参加ください。

私たちが目指すのはお互いの顔と顔がみえる有機的な関係が生み出す農業です。これからもUSPファームでは、農業体験など、生産者の方と直接つながることができる企画を予定していますので、是非、生産者の方に会いにきてください。

 

2014年農家さん訪問レポート

2013年農家さん訪問レポート